陰陽道 陰陽會

安倍晴明公の方術が今ここに蘇る!

2016年10月の記事

桔梗だより 平成28年10月号(10月3日頒布)

9月の陰陽會の祭典および行事

99日  重陽祭

915日  十五夜祭

9
19日  敬老祭  


921日  秋季祖霊祭

922日  第十一回例祭・晴明桔梗まつり

 

10月の陰陽會の祭典及び行事予定

1010日  産巣日祈願祭

1013日  十三夜祭

1017日  神宮神嘗祭遥拝式

1020日  地久節(皇后陛下御誕辰祭)・恵比寿講

 

小池都知事による劇場型都政

二〇一六年七月三十一日、都民の圧倒的な支持を得て、小池百合子氏が女性初の都知事に就任しました。

小池氏が都知事選に立候補を表明して以来、自民党の推薦を望むも拒否され、その後無所属となって選挙戦を戦い、更には小池氏を応援したら自民党から除名するとのお達しが出たにも係らず、自民党国会議員をはじめ都議会議員までもが小池氏を応援するなど、選挙中は連日、小池陣営の動向がニュースで話題となりました。

そして、選挙戦中盤から投票日前日に至るに従って、小池氏の応援に途方もない数の人々が集まってくる様子が伝えられ、都民のみならず投票権を持たない地方の人々まで小池氏の演説に惹き込まれていくと言う小池劇場が展開され、投票日には開票と同時に当確が出ると言う凄まじい勢いでの当選となりました。

得票数は二百九十一万票、都選挙管理委員会のデータによると歴代で四番目に多く、初当選時の得票数では二番目の多さだと言う事です。

小池氏が選挙中に移転の延期を示唆していた豊洲市場について、土壌汚染や建物内で化学物質のベンゼンが検出されたと一部の市場関係者が指摘している件についてなど、当選直後から問題山積の状況でしたが、この様な中、八月二十二日、リオ五輪閉会式の五輪旗の引き継ぎ式出席の為、ブラジルに出発しました。

そして五輪旗の引き継ぎ式と言う晴れ舞台で、小池氏は日本人女性であることを象徴する和装姿で登場したのです。この時リオは大雨でした。和服は簡単にクリーニングする訳にはいかないので、雨の日に着装することは躊躇しますが、小池都知事は臆することなく堂々と美しく着こなしていて、都民の中には都知事が女性で良かったと思った人も少なくなかったことでしょう。

一部の人からは地味でつまらない、一体いくらするのか、着付けが下手だなどと揶揄する声もあったようですが、着物の格が五輪引き継ぎ式に最も相応しく一千万円は下らないであろうと呉服専門家は称賛しています。

和装でも洋装でも、装いには格があります。つまり、場所や会の内容によって相応しい格の装いが出来るかどうか、品格を問われることになります。

或る呉服専門家によれば、五輪旗引き継ぎ式での小池都知事の和装は、「完璧と言って良い着物選び」だったと褒め称えています。(京ごふく二十八(ふたや)【リオ】小池百合子 東京都知事の着物を賞賛すべき8つの理由。参照)

「着物の格は、『色留袖・三つ紋』で五つ紋に次ぐ格の高さであり、引き継ぎ式と云う状況から五つ紋程の格ではないがそれに次ぐ格の三つ紋であったことが、オリンピック閉会式と云う盛大なセレモニーに最も相応しい格であったと言えること。

着物の柄は日本を象徴する「琳派 群鶴図」で、大舞台で映える大胆な図柄で会った事。更に色留袖に最高のフォーマルな金の箔糸で織りあげた西陣織の袋帯、加えて帯のデザインは雲霞に草花の丸紋のコーディネートで、金メダルを意識し、世界に対して敬意を表するメッセージであったのではないかと言う事。

全体として、着物は金色の鶴の図柄、お目出度い草花、雲霞を散りばめた金色の帯と言う文句無しのコーディネートであったこと。

日本女性を象徴する和装の着付けは何かと難しく、洋装の様に簡単には着装できない事から日本女性でも敬遠してしまいますが、小池都知事がこのような晴れ舞台で臆することなく和装で臨んでくれたことはとても日本女性にとって意義のある事。」

大雨の中であっても、小池都知事は着物が濡れる事にひるむ事も無く、堂々とそして美しく着こなしていた姿は、日本女性の繊細さと大胆さを併せ持つ象徴でもあったのかもしれません。

そして優雅にリオでの閉会式に臨んだ後、帰国後はパッと切り替えて、懸案の豊洲市場問題に早急に取り組む姿勢を示し、帰国後に浮上した、本来盛り土が為されるべき場所に地下空間が存在していたと言う驚愕の事実について、その経緯を九月三十日、都議会で段階的に盛り土をしない方針を決定したとする検証報告書を公表し、責任者を特定できなかったことから、職員からの内部告発を促す「公益通報制度」を導入して情報収集を続けるとして、伏魔殿都庁に風穴を開ける意欲を示しています。

また豊洲問題と並行して、東京オリンピックの大幅に膨らんだ経費問題など次々と難問が突き付けられる中、小池都知事は颯爽とした風情で、難問解決に向けての具体策を講じる姿が連日マスコミによって伝えられており、都民は伏魔殿と化した都庁や都議会に対して臆することなく挑む小池都知事の姿に思わず惹き込まれているのではないかと思います。

この様子は、嘗て郵政民営化で自民党をぶっ壊した、アノ「小泉劇場」を彷彿とさせます。つまり、「劇場型」と言われる手法です。

「敵」を作り、「敵=悪」と言う構図でマスコミに上手く煽らせ、民衆(都民)を味方に付けることで、圧倒的な支持を得て敵方を徹底的に叩きのめし、今後の展開を有利に進めていく手法です。

確かに豊洲市場や東京オリンピック問題は解決すべき多くの点があると思われる事から、小池都知事の辣腕を大いに期待するところではあります。

然しながら、彼女の本質は新自由主義者、移民推進論者であります。

彼女が確信的に日本解体をしようと考えているかどうかは定かではありませんが、豊洲や東京オリンピック問題を解決した後に、首都東京が新自由主義や移民推進に舵を切れば、地方は東京と連携して日本解体に向かって加速する事は間違いない事であります。

小池都知事は東京を大改革する為に同志を募るとして、「希望の塾」と称した政治塾を設立しました。政党に党籍があっても入塾可能と云う事で、これは新党結成に向けての布石とも言えます。

都知事選の際には小泉元総理をはじめ細川護熙元首相、笹川堯元科学技術担当相(笹川財団)、嘗てのボス小沢一郎や河村たかし名古屋市長、橋下徹前大阪市長、更には飯島勲内閣参与など、小池都知事の背後には大きな動きを造るだけの勢力が控えています。

今回、小池都知事が劇場型都政を仕掛けて都の伏魔殿解体に功を奏せば、これらの背後の勢力は一気に加勢して新党を立ち上げ、自民党に対抗する勢力として動き出す事でしょう。

最早死に体の民進党からは次々と鼠が逃げ出し、小池氏へと合流する事は火を見るよりも明らかです。

そして小池都知事率いる新党は、圧倒的な国民の支持を得ることで他の野党とも連携或いは合流して巨大化し、日本に於ける二大政党と言う動きにも拍車をかける可能性も否定できません。

小池新党は自民党よりも過激な改革、現状破壊路線を突き進み、國體破壊に向けて急坂を転げ落ちていく可能性が高いことも視野に入れておく必要があります。

初の女性首相候補として名前が挙がっている、或いは首相になりたがっている、稲田朋美氏、野田聖子氏、蓮舫氏などと比較して、小池都知事は格段に頭が良く計画的でしたたか、且つ権力欲を剥き出しにするような野蛮な印象を受ける事がありません。

リオでの五輪旗引き継ぎ式で魅せたような常識を兼ね備えた上、人当たりも良く、石原元都知事の悪態もうまくかわしてジョークで返すなどの余裕を見せるだけの器があり、更には嘗て防衛大臣だった時に見せた、守屋事務次官更迭を淡々とやってのける大胆さを併せ持つ、将に才色兼備な女性と言えます。

今迄、殆どマスコミが取り上げる事も無かった小池氏でしたが、女性初の都知事に就任した途端、水を得た魚のように華麗で潔い政治判断で次々と難題をクリアする動きを見せ、追いかけるマスコミに対しても、逆に利用するくらいの余裕が感じられ、更には都知事の職に満足する事なく、次なる政治的な大きな動きにまで触手を伸ばして国民を惹き付ける姿は、小泉元首相を大きく超えた存在になり得る事を予感させます。

小池氏が保守と言う観点から日本を救う存在であるならば、待望の政治家でありましたが、残念ながら彼女が向かっているのは國體破壊へとつながる道筋です。

そして今のところ、彼女に対抗できる政治的な保守勢力は、皆無と言っても過言ではありません。

小池都知事の今後の動きに注視していきたいと考える次第です。

 

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